「きたよ!」と伝えた時のだんなの顔。今でも目に浮かぶ。
待ちに待ったものがやってきた期待と不安。
おしるしからすぐに出産にいたるわけではないことを母親学級や本で教えてもらっていたので、とにかく次の日の検診を待つことにしたけど、お腹が痛くなってくるのとどきどきするのとであまり眠れなかった。
そして一年前の今日が出産予定日。
ところが検診ではまだ子宮口が開いていないと言われ、すっかり入院する気でいろいろ車に詰め込んできたのに一旦帰ることに。
10分置きぐらいにお腹が痛むようになってきて、助産所に電話したのがちょうどこれぐらいの時間のこと。
いよいよかと産む気まんまんで向かったけれど、ここから丸3日かかろうとは。
あれから一年。
長い長い時間をかけて生まれてきたおちびさんは、あんなに小さかったのに今はすっかり大きくなって。
もう少しで一歳。
この一年を振り返るとよく生まれてきてくれたなぁ、よく育ってくれたなぁと心から思う。
それが誕生日を祝うということ。
この歳になったら歳をとるということがあまり嬉しいことではなくなってきたけれど、でも本当はありがたいことなんだと気付かされる。
さあ、もうあと少し。0歳のおちびさんをしっかり目に体に覚えておこう。
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