おめでとうございます!!とても嬉しいです!!!
私自身奈良で育ったということもあって、奈良を舞台に作品を取り続けられている河瀬さんにとても共感し、10年前のカンヌ映画祭で「萠の朱雀」でカメラドール賞をを受賞された時からずっと応援しています。
8mmで撮影されたのミニフィルムもすべて見ています。
少しでも多くの方に知っていただきたいと前作の「娑羅双樹」は河瀬さんをお招きしてのお話会をさせていただいたりもしました。
そして「殯の森」。
喜喜茶が毎年中国茶(半発酵茶いわゆる烏龍茶)づくりをしている大和茶の産地が舞台になっています。そして私も出演される男性の方の袴の着付けをお手伝いさせていただきました。
それだけ思い入れのある映画でした。
だから今回の受賞は本当に自分のことのように嬉しいのです。
本当に本当におめでとうございます。
実は私が出産を予定している助産院は河瀬さんも出産をされたところです。
先日河瀬さんの出産体験をもとに「命」をテーマにされた映画「垂乳女」を見させていただく機会がありました。
私は河瀬さんの映像、特にドキュメンタリーの映像がとても、とても好きで、懐かしい気持ちで胸がきゅんとなって泣けてくるのですが、「垂乳女」も映像が始まる前からもう胸がいっぱいになってしまって、あふれる涙をとめることが出来ず、そのまま最後まで泣きっぱなしでした。
それは自分が同じ助産院で出産するからという理由ではなく、河瀬さんの命に対するあたたかいまなざしを通して、自分の母のこと、自分の命のこと、そして生まれくる命のことにあらためて思いをはせ、感動で心がいっぱいになったから。
今自分のお腹の中に新しい命が育っているこの時にこの作品が見れたことをとても幸運だと思います。
でもたとえそうでなくても、自分が母のお腹から産まれてきたという事実がある限りこの感動は変わらないと思います。
自分が今ここにいることへの感謝とそれをうけついでいくことへの責任と。
この作品もたくさんの方に見ていただきたいと思うのですが、興行権との関係でまだ自主上映でしか見ることは出来ません。もしどこかで出会えたらぜひ足を運んでいただきたいと思います。
「殯の森」。来月末からの公開が待ち遠しいです。
追伸
喜喜茶ベビーは順調に育っています。助産院での安産をめざし、食事も栄養を考えて作り、毎日1時間歩いています。
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