喜喜茶の店主のひとりごと

お茶や着物のまわりのあれこれ。 日々の暮しや旅先で見つけた、あんなもの、こんなもの。

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結婚式で中国茶

今日は囍茶の教室の生徒さんの結婚式。
私は披露宴での中国茶のおもてなしのお手伝い、そしておちびさんは結婚式でのフラワーガールという大役をいただき、奈良ホテルさんへ行ってきました。

お二人を祝うようなさわやかなお天気。
奈良ホテルさんの教会の前の紅花すももがちらほらと咲き始め、やわらか桃色に染まっていました。

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おちびさんのフラワーガール、新婦さんとお父様の入場の時に小さなブーケを持って登場する予定だったのですが扉がばたんと開いた瞬間自分を見つめるたくさんの人の顔に気後れしてしまったようで、お隣のリングボーイちゃんともどもいやだいやだの状態になってしまって結局無しに。ご愛嬌となってしまいました。
前日何度もおうちで練習したのですが・・・まだちょっと早かったかな。

さてお役目を終えた?おちびさんはお父ちゃんと一緒にデート。
いよいよ披露宴で中国茶のおもてなしです。

披露宴は奈良ホテルさんでも由緒ある三笠の間で行われました。
昨年創業100周年を迎えられた奈良ホテルさんですが、菊の間はメインダイニングとしてずっと歴史を刻んできたお部屋。創業当時のままの建具や照明は和のなかに上品に洋が取り入れられ、その昔着物を着て洋食を楽しまれた様子が目に浮かぶほどです。

そんな空間に美しい花とともにセッティングしていただいたガラスの茶器。
テーブルの中心でたたずんでいます。

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披露宴が始まり、花嫁さんがお色直しのために中座をされいよいよ中国茶のおもてなしの時がきました。
お二人が再び登場される前に私からこれから始まることの紹介をさせていただきました。
花嫁さんが中国茶をとても愛されていて、いつも教室で一緒に楽しい時間を過ごさせてもらっていること。
一昨年の大和茶での中国茶(烏龍茶)作りではお婿さんと一緒に参加していただいたこと。
結婚が決まったときに結婚式で中国茶を使えませんかと相談をいただいたこと。
そしてこれからはじまるキャンドルサービスならぬ中国茶サービスのこと。

紹介が終わったところで花嫁さんがかごにお茶、花婿さんが銀のポットを持って登場されました。
ひとつひとつのテーブルをゆっくりとまわられ、ガラスのポットにお茶を入れていかれました。

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ポットの中でお茶はゆっくりゆっくりとふくらみ、そして中から花が生まれた瞬間、テーブルを囲んだ方達からは歓声があがりました。
お茶から生まれたお花は姫百合の花からすっとジャスミンが縦につながり、一番上には赤い千日紅が灯り、その姿はまさにキャンドルサービス。
千日紅には「不変の愛」という花言葉があり、まさにぴったりです。

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それぞれの席にはお婿さんがこの日のために大学時代に養われた専門の陶芸技術を生かして作られたお手製の小さな茶杯が用意されました。
花が開いた所でそれぞれの茶杯にお茶を注ぎ分けられました。(最後に茶杯はおみやげとして懐紙に包んで持ち帰りいただきました。)

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お二人のところに用意されたふたつのグラスのお茶にそれぞれお湯を注いで花が生まれたところで乾杯となりました。

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お二人のお茶からは金盞花から桜の花がすっとつながって開きました。
桜の花は「美しいこころ」。
お二人の気持ちとこの日の季節にふさわしいお茶となりました。

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このあともお茶は花に囲まれてたたずみ、宴がお開きとなるまでお湯を差しながらいただきながら何度もいただきました。

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私の隣の席に座られていた方から「こんなふうに中国茶をいただいたのは初めてでした。中国茶の魅力ってなんですか?」と尋ねられました。
日本の茶道に「一期一会」という言葉がありますが、中国茶の魅力を表す私の好きな言葉に「茶縁」というのがあります。
茶がとりなす縁。
同じお茶をその場に居合わせた人とお酒のように酌み交わすことで心がひとつになり、ともにお茶をいただいたその時間に感謝するのです。
と書くと何かあらたまった時間のように思われるかもしれませんが、ただただまわりの人と一緒にお茶を「美味しい!」といただく、そのことに尽きると思います。
中国茶を淹れているといつもこの茶縁を強く感じます。
でもきっとかつての日本には食事のあと家族でお茶をみんなでいただくそんな時間がどこにでもあったのではないでしょうか?

花嫁さんが囍茶に来てくださったのも茶縁。
お二人のめでたい席でこうしてお手伝いできたことも茶縁。
そして何よりもお二人を祝う方々とお茶を一緒に楽しむことができたのも茶縁。

花嫁さん、花婿さん、改めておめでとうございます。
茶縁がつながり最高のおもてなしのお手伝いをさせていただいたこと、こころより感謝しています。
どうぞこれからもお二人力を合わせて歩んでいってくださいね。

これからも「一剛一絵」として(囍茶のホームページアドレスとなっています)「茶縁」をつないでいけますように。

最後になりましたが初めての試みにも関わらず、こちらの細かな提案に応じていただき最高のサポートをしていただいた奈良ホテルさんの担当の方々、そしてお茶を提供していただいたクロイソスさんにも厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

さて結婚式のお手伝いも無事終了し、いよいよ今週の土曜日からミアズブレッドさんでの出張教室「小屋のちいさなお茶会」が始まります。
今日から本格的な準備、がんばります!


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おちびさんが出来なかったフラワーガールのブーケ。
奈良のハナロジさんが作られました。
春の香りが部屋にただよっています。






















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  1. 2010/03/14(日) 22:15:42|
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  1. 2010/03/17(水) 11:17:10 |
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