喜喜茶の店主のひとりごと

お茶や着物のまわりのあれこれ。 日々の暮しや旅先で見つけた、あんなもの、こんなもの。

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福岡の旅1

22日~25日、旦那の実家の福岡に帰省してきました。目的は旦那のいとこの結婚式なんですが、ちょっと旅行も兼ねて行ってきました。

木曜の夜8時に大阪からフェリーに乗って12時間、朝8時に新門司港に到着です。

中間市の実家に寄って中国茶をいれて飲んで、お昼をいただいてからぶらぶらと出かけることにしました。

今回とってもお会いしたかったのが、陶芸家の石原稔久くん。以前大阪梅田の大丸で行われた「風水土のしつらい展」で初めて見かけて、私がひとめぼれした器の作家さんです。
(喜喜茶のホームページの表紙の写真の中にも石原くんの急須に大山蓮華をさした写真を使っています。)てびねりで作ってはるんやけど、釉薬の使い方がおもしろくって、表面のざらりとして暖かい色がなんとも言えず好きなんです。
大丸でお話してたら、工房が旦那の実家からわりと近いということが分かって、ぜひ寄らなと思って行ったのでした。

工房は山の中にあって周りもそんなに民家が密集していないので、薪が使えます。最近は煙の問題とかで薪で焼けるところが減っていってる中で、貴重な工房です。
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正面がお住まいと工房で、左にギャラリー、奥に窯があります。
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ちょうど季節はお彼岸。彼岸花が真っ赤に咲き誇っていました。
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石原くんと奥さまにも中国茶を飲んでいただきました。お茶は台湾の林さんの「青心烏龍」。「おいしいなぁ。中国茶、なめてたわ。」って関心しながら飲んでくれました。石原くんは忙しいのに、お手製のリンゴケーキを用意してくれてました。おいしかった

石原くんは佐賀県で毎年行われている陶芸などの作家たちのイベントの企画をやっています。来年もしまたあるなら、喜喜茶でるかもしれません。「喜喜茶」in 佐賀。おもしろそう!最近どんどん喜喜茶の輪が広がって、嬉しいかぎりです。

ゆっくりお茶をおしゃべりを楽しんだあと、日本茶にぴったりの急須と建水にぴったりの器を買って買えることにしました。すごく楽しかったです。石原くん、奥さま、ありがとう。

これが持ち帰った急須。「イシハラくん2号」と名付けました。
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こっちは建水。内側に光るような釉薬がかかっています。
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「今日はお店のご主人がこつこつと集めてこられた古い器なんかを、蔵出しされてるから行ってみるといいよ。」と、石原くんがオススメと教えてくれたギャラリーに行ってみることにしました。場所は博多の中心部。驚いたんですが、博多には結構いい感じのギャラリーや古道具屋があちこちにあるんです。

ギャラリー「あまねや工芸店」
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戦前の建物を改築されたいい感じの建物でした。
1Fは常設展示で日本全国の器やぬりものなどの工芸や民芸が並んでいます。2Fは企画展になっていました。
このご主人の器のなかで、昔の薬を煎じていたやきものの薬缶(やかん)がありました。今はアルミやステンレスのやかんが主流ですが、4、50年前までは日本全国でやきもののやかんが作られていたそうです。やはり軽さや手入れや取扱いの手軽さから、今はもうこのようなやきもののやかんは消えてしまったのです。どっしりとしたたたずまいはとても美しく、現役を過ぎたやかんは今もまだしっかりとした存在感を放っていました。

中国茶をいれる時に香りを一番に楽しむお茶はあつあつのお湯を使います。喜喜茶でも出張茶館を行うときは必ず各席に沸かしたてのお湯を置くようにしています。中国や台湾で良く売られているのは陶やセラミックで出来たやかんとアルコールランプ付きの台のセットです。ステンレスなどのやかんと比べて水がとてもまろやかのなるのです。
「このやかんでお茶を飲んだらおいしそうだな。」
そんなことを考えて、このやかんをお持ち帰りすることにしました。店のご主人も「そのような使い方をしていただくと、本当に嬉しい。」と喜んでくださいました。

これが「薬缶」。後ろにいるのは実家の「ねこ」。
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「あまねや工芸店」の隣には「ささや」さんというギャラリーが並んでいました。
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こちらは若い店主がご自分で選んで来た古道具たちが並んでいました。古道具なのですがどれもとても状態がとてもきれいでした。ちょっとモダンなものが揃っています。

旅行を終えておうちに帰ってきてから、「扉をあけて。小さなギャラリー」という本の中にこのお店が載っていたことを発見しました。もともとは骨董市の露店から始められて、5年越しにようやく念願のお店を去年持たれたと書いてありました。喜喜茶みたい。もうちょっとゆっくりお話してみたかったです。

ひとつのお店でいつもあまりにもゆっくり過ごす私たちは、実は時計を持っていません。はっと気づいたら「ぎゃ!こんな時間!」ということがよくあります。そしてこの日もそうなってしまいました。実家では両親と弟夫婦が私たちの帰りを待っています。博多から中間までは1時間ちょっと。「ごめんなさい~!」と車をぴゅんと飛ばして帰りました。

  1. 2005/09/23(金) 23:49:46|
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ホシノマド☆☆☆

今日は奈良の法隆寺から東に行ったところの田んぼの中に、ぽつんと建つパン屋さん「樸木(アラキ)」さんのおはなし会に行ってきました。

金色の色づいた稲穂の広がる向こうに青いおうち。これが「樸木」さん。KICX3168.jpg

おはなし会ということもあって子供たちもちらほら。
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「ホシノマド」は私の大好きな版画作家の市居みかさん中心の「絵と朗読と音楽」の会。市居さんの絵をスライドで映しながら、畑佐よしみさん、マツオカナナコさんの音楽ユニットでピアニカや打楽器を使って音と言葉の共演です。

私が市居さんの絵に出会ったのは、移転前の樸木さんでした。店に置いてあったポストカードにひとめぼれしたのがはじまりです。

樸木さんのマークも市居さんです。
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そのあと大阪の大正にあるブリコラージュに行った時に、そこでも市居さんの版画が飾られていて、11月に毎年行われている版画教室に去年参加したりもしました。

うちにいる市居さんの版画。猫の表情がたまりません!
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「ホシノマド」は市居さんにメールで連絡をいただいて、「樸木さん!市居さんの絵に音!?これは行かねば~。」とわくわくしながら樸木さんに向かったのでした。

少し遅れて樸木さんの扉を開けると、もうすでに人がいっぱい!!前のほうにふたつ並んで空いていた席に座ろうかとお隣にいる女性の方に「ここ、空いてますかぁ?」と声をかけたらん?どこかで会った顔や!中国茶つながりで2度程顔を合わせたことのある方だったのです。まさかこんなところで会えるとは~。うれしい偶然で楽しさ倍増になって始まった「ホシノマド」だったのでした。

ひとつめは市居さんが小さな頃に出会って記憶に残っていた童話「沼のほとり」。市居さんの絵と朗読、畑佐さん(女の子の声も)、マツオカさんの音です。女の子がかくれんぼをしていたら、お友達がいなくなって代わりに一人の老婆に出会って‥、というちょっと不思議なお話。市居さんの絵の色彩とピアニカや鈴などでかなでられる音と一緒に、ぐいぐいぐいぐい引き込まれていきました。まるで紙芝居を見ているような、人形劇を見ているような、目と耳と想像力の世界はこどもの頃のどきどきした感じを思い出させてくれて、お話が終わった頃にはなんだか夢でも見ていたような不思議な感覚、でした。

ふたつめは市居さんがこれまでに描かれた絵や版画にちょっとだけのお話をつけた「小さな話」。今までに見たことある絵なども出て来ました。市居さんの本「あからはじまるうた」もそうなんですが、一枚の絵にぴったりとくる素敵な言葉をつけられる市居さんはすごいと思います。言葉というものはこんなに美しいんだなぁと改めて感じました。
そして音がまたいい!ピアニカだったり、子供用のおもちゃのピアノだったり、ウクレレだったり。音も楽しげにお話してました。ぽろろんぽろろん。

みっつめは短いお話。題は「へそ」。へその中に入ってみると‥というストーリーなんです。絵もぱっぱっと展開してテンポよくお話は進みます。これはほんと、一冊の絵本。ぱたんと本を閉じた音が自分の心のなかに聞こえたもの。

そのあとは3人の音楽ユニット「鍵盤ズ」の演奏でした。教育テレビでおなじみの「ピタゴラスイッチ」で始まって、バッハをやったり、「ドメスティックバイオレンスが無くなる日を思って作曲された曲」だったり、クリスマスの曲だったり‥。あっという間に終わっちゃって、もっともっと聞いていたかったな。

市居さんやだんなさんの宮本さんといろいろお話をして楽しい時間を過ごしたあと、店の外に出たら、頭の上にはまあるいお月様。十五夜の前の「待宵月」が輝いていました。

楽しい楽しい秋の夕べでした。
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  1. 2005/09/17(土) 22:10:51|
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つながるつながる

朝から物件を一軒見に行ってきました。
喜喜茶は今はまだ出張という形でやっていますが、ええ物件があればお店を持ちたいなぁと思っています。緑に囲まれた一軒家か土地を探しているのですが、これがなかなか出会えません。まぁこういうのは縁だと思っているので、気長に出会いを待ちたいと思います。

さて和菓子屋のまっちんさんからメールをいただいて「今アポロさん(奈良の郡山のパン屋さん)にいるのですが、アポロさんの10月30日のイベントに一緒に出ませんか?」とのこと!ほんまほんま?やるやる、やります!
ってことで、昼からアポロさんに行ってきました。

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実はアポロさんに行くのは初めてだったのです。前から噂には聞いてたんですけど。
郡山は昔城下町だったのでいいかんじの建物が今も残ってたりします。アポロさんもそんな町家を改造して作られたお店です。縦長の作りを生かしてパンを焼いているところを見ながらお店に入っていくのがおもしろい。奥には中庭もあって明るくて素敵なお店でした。

ちょうどお昼時だったのでピザ系のパンを中庭に面した机でいただきました。黒豆がたっぷりのったピザとインゲンがのった野菜のピザ。すごくおいしかった~。そして一押しは旅で訪れたハワイ島をイメージして作らはったその名も「ビッグアイランド」というパン。じゃがいもがほくほくしてベーコンかりかりで!あとレモンとバナナのパイも絶品!でした。
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奥の丸いパンが「ビッグアイランド」

お店がちょっと空いた時に持っていった中国茶をいれて飲んでいただきました。でも今日はあんまりうまく入らなくて‥。買ったばかりの三谷さんの木の茶筒に入れたので、お茶が木の香りを吸っちゃったのと、お湯の温度がちょっと低かったのが原因かな。やっぱりお茶って守るべきポイントは守らないとおいしく入ってくれないんやなぁとちょっと反省しました。
アポロさん、10月のイベントではもっとおいしいお茶いれますからね~。

夜からは里帰りしてきたあそぽん&さやちゃんのお帰り会で大阪南堀江のポーポー屋に行きました。久しぶりだったのでちょっと早めに行って、オーナーさんに台湾で作って来た「東方美人」をいれながらおしゃべりしました。思えば私が初めて中国茶器の蓋椀を買ったのはこのポーポー屋さんでした。ポーポー屋さんは当時まだ中国茶がはやる前に中国茶をメニューにだしていらっしゃった、いわば先駆け。そしてこれから私は中国茶を仕事にしていこうと思っていて‥。なんか不思議なつながりを感じました。
ちょうど上の貸本屋「ちょうちょうぼっこ」さんがいらっしゃったので一緒に飲んでお話しました。本好きに私にとって「ちょうちょぼっこ」さんはあこがれのお店。お茶飲みながらお店の本をゆっくり読んで。(ちょうちょぼっこさんは「貸本」がメインです。)アポロさんもそうやったけど、本のあるお店って好きだなぁ。

あそぽんとさやちゃんは沖縄でお店をしようと今は修行中です。はやくお店オープンするの心から待ってるよ。内地から応援してます!

ちばりよ~
  1. 2005/09/12(月) 21:31:20|
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伊賀での出逢い

この日は伊賀のギャラリー「やまほん」さんの三谷龍二さんの個展に行ってきました。

同じ伊賀にある和菓子屋「まっちん」さんもぜひ一度行ってみたいところだったので、其の前に寄ることにしました。

旦那が仕事だったので奈良をでたのは5時過ぎ。まっちんさんは6時までの営業なので間に合うはずも無かったのですが「遅れますが行ってもいいですか?」とメールする私たちに快く「大丈夫ですよ。のんびり待ってます。」との暖かいお言葉‥。

喜喜茶が6月のくるみの木の蚤の市に出店したときにまっちんさんも出店されてて、その時はまっちんさんが途中で帰られたのでちゃんとお話出来なかったのですが、喜喜茶が秋篠の森でお茶会をした時に伊賀から来てくださったのでした。とても誠実ないい方で、まっちんさんのお人柄が現れている和菓子はすごく優しい味でふんわりおいしいのです。

伊賀の住宅街にあるお店は自宅のお庭に建てたという、ええ感じの木と土壁の建物でした。さび鉄の扉を開けると奥半分がキッチンになっていて、前にご自分で作られたという木のカウンターがありました。
まっちんさんといろいろおしゃべりしながらいただいたのは「くるみまんじゅう」。わらび粉で作ったおまんじゅうの中にくるみがちりばめられているのです。たっぷりのきなこをかけていただくのですが、このきなこがまたおいしい!
遅くに行ったのに、1時間も過ごさせていただきました。
私のおみやげはきなこの香りが感じられる中国緑茶「西湖龍井」。まっちんさんのまんじゅうに合うんちゃうかなぁ。

さて「やまほん」でも嬉しい出会いが待っていました。
まず入ってすぐに喜喜茶の秋篠の森のお客様で来ていただいたナオミさんが!!ホームページを拝見していて、お好きなものが似ているなぁと思っていたらやっぱりお会いしました。そして以前いただいたお手製の「きなこ飴」と「かりんとう」をいただいちゃいました。きゃ~。この「きなこ飴」もとっても中国茶にあうのですよ。

そのあとやまほんのオーナーさんとスタッフの石田さんとお話していたら、向こうにいらっしゃるのは伊賀の東の関でギャラリー&カフェをされている而今禾の西川さん!!今回は奥様はご一緒ではなくてスタッフの方と一緒に来られてました。
而今禾では今「韓国のガラクタ」展をされていると聞いて、*$%&!!!。ガラクタ、古道具が大好きな私は「あ~~、今日一緒に行きたかったなぁ。」とがっかり。
13日までだそうです。それまでに行けるかなぁ。

三谷さんの器は茶托にもなりそうな小さな神代楡の小皿2枚と、くるみの木で作られた旅茶筒を購入しました。どちらも喜喜茶用です。(あ、あと旦那が自分の小遣いで木のスプーンを買ってました。)十寸の四方盆とか前からほしいな~と思っているのもあるんですが、まぁ少しずつ‥。

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初日だけ夜の10時まで。夜の「やまほん」も素敵でした。

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この入り口が好きです。中には驚くような広い空間が待っています。

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初日だけお食事を出されていました。三谷さんの器でいただきました。

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買って来た三谷さんの器でまっちんさんのおまんじゅうをいただきました。隣は黒ごま豆乳プリンちょっと大きいけど旦那が惚れたスプーンと一緒に。
  1. 2005/09/10(土) 19:21:40|
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良さそうな店、発見!

今日は父がまだお盆休みだったので、父がぜひ行ってみたいお店があるといって母と私を連れ出してくれました。

それは天理の山のほうにありました。山をちょっと上ったところに農家にまぎれるようにそのお店はありました。
店の名前は「粟」。父もちょっと耳にしただけで、どんな人がやっているのか、どんな料理なのか分からないのですが、その店にたどり着くまでの雰囲気は最高でした。

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店への入り口

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道の先に見えるいい感じの建物が「粟」

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道を上る途中で「メ~」とお迎えがありました

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これが店の玄関です

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店の前にはお地蔵さん

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店に続く道にはめ込まれていたかわいいタイルたち

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この日は残念ながら曇っていたけど、晴れていたらすごくいい眺めだろうな

中に入れなくて残念だったけど、店にたどり着くまでのアプローチだけで「これはええ店や!」って直感しました。ん~、次回再チャレンジしたいと思います!

私もこんな場所で喜喜茶、したいなぁ

テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記

  1. 2005/08/16(火) 22:37:18|
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